フィデリティ・世界割安成長株投信Aコース(愛称:テンバガーハンター)組入銘柄(日本株)一覧

執筆者:DAIKI 株のカタチ運営事務局

伝説のポートフォリオマネージャー「ピーターリンチ」氏の愛弟子にあたる「ジョエル・ティリングハスト」氏が運用主担当者を務めるフィデリティ投信の「世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)」のAコースの組入銘柄(日本株)を構成比やPERなど一覧にまとめご紹介しています。

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フィデリティ・世界割安成長株投信Aコース(愛称:テンバガーハンター)組入銘柄(日本株)一覧

2020年3月にフィデリティ投信が「世界割安成長株投信」を設定しました。

このファンド(愛称:テンバガーハンター)に組み入れられている銘柄をチェックすれば、手っ取り早く利益に繋がりそうな銘柄を見つけられるかもしれません。

割安成長株への投資をお考えの方で、銘柄選定に悩まれている方も多いかと思いますので、同ファンドの組入銘柄(日本株)を一覧にまとめてみたいと思います。

フィデリティの世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)とは?

「世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)」は、「フィデリティ投信」が運用するファンドの名称で、2020年3月にフィデリティ投信が設定したもの。

フィデリティ投信と言えば「ロープライス・ストック・ファンド」が有名ですが、同ファンドは設定来で約55倍のリターン実績を持つことで知られています。

【スペシャルレポート】 フィデリティ・世界割安成長株投信(愛称テンバガー・ハンター) (PDF)
出典:【スペシャルレポート】 フィデリティ・世界割安成長株投信(愛称テンバガー・ハンター) (PDF)

「ロープライス・ストック・ファンド」は米国株式やグローバル株式を大きく上回るリターン実績となっており、同ファンドの銘柄選定力の高さが見て取れます。

そして、「世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)」は、この「ロープライス・ストック・ファンド」と同様の運用担当者、運用戦略を持つファンドです。

また、運用主担当者である「ジョエル・ティリングハスト」氏は伝説のポートフォリオマネージャー「ピーターリンチ」氏の愛弟子にあたり、テンバガーハンターと呼ばれています。

つまり、“実績あるファンドと同様の運用担当者、戦略を持つファンドに組み入れられている銘柄に注目し上手く投資できれば、高いリターンを期待できるのでは?”ということですね。

世界割安成長株投信Aコース(愛称:テンバガーハンター)組入銘柄(日本株)一覧

それでは組入銘柄をチェックしてみましょう。

「世界割安成長株投信(追加型投信/内外/株式)」は、Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)、Cコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジあり)、Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)の4つのコースがありますが、今回はAコース(為替ヘッジあり)の組入銘柄(日本株)を一覧にまとめてみました。

証券コード企業名業種構成比(%)
8001伊藤忠商事総合商社0.99
6723ルネサスエレクトロニクス電子機器・部品0.4
2678アスクル小売業0.32
4980デクセリアルズ化学0.31
3391ツルハホールディングス薬品小売業0.3
3436SUMCO金属製品0.23
6670MCJ電子機器・部品0.23
2733あらた商社・卸売0.22
5344MARUWAガラス・土石0.21
6459大和冷機工業機械0.21
9503関西電力電気・ガス0.21
3360シップヘルスケアホールディングス商社・卸売0.2
7202いすゞ自動車自動車0.2
8283PALTAC商社・卸売0.2
2292S FOODS食品0.18
7164全国保証金融サービス0.18
3107ダイワボウホールディングス商社・卸売0.17
4722フューチャー情報サービス0.17
6960フクダ電子電子機器・部品0.17
9934因幡電機産業商社・卸売0.17
3254プレサンスコーポレーション不動産0.15
9787イオンディライト事業サービス0.15
9842アークランズホームセンター0.14
8066三谷商事商社・卸売0.13
2181パーソルホールディングス人材サービス0.12
7483ドウシシャ商社・卸売0.12
3626TIS情報サービス0.11
4212積水樹脂化学0.11
4687TDCソフト情報サービス0.11
8074ユアサ商事商社・卸売0.11
8282ケーズホールディングス家電量販店0.11
9381エーアイテイー倉庫・運輸0.11
9739NSW情報サービス0.11
2742ハローズ小売業0.1
4290プレステージ・インターナショナル事業サービス0.1
4641アルプス技研事業サービス0.1
1417ミライト・ワン建設0.09
6678テクノメディカ電子機器・部品0.09
7944ローランドその他製品0.09
9682DTS情報サービス0.09
3733ソフトウェア・サービスソフトウェア0.08
3763プロシップソフトウェア0.07
3765ガンホー・オンライン・エンターテイメントゲームソフト0.07
4246ダイキョーニシカワ化学0.07
4674クレスコ情報サービス0.07
5290ベルテクスコーポレーションガラス・土石0.07
7595アルゴグラフィックス情報サービス0.07
7605フジ・コーポレーション小売業0.07
9697カプコンゲームソフト0.07
9037ハマキョウレックス陸運0.06
4975JCU化学0.05
9717ジャステック情報サービス0.05
1723日本電技建設0.04
1879新日本建設建設0.04
3771システムリサーチ商社・卸売0.04
4318クイック人材サービス0.04
6420フクシマガリレイ機械0.04
7716ナカニシ精密機器0.04
7820ニホンフラッシュその他製品0.04
9039サカイ引越センター陸運0.04
9960東テク商社・卸売0.04
1949住友電設建設0.03
2935ピックルスホールディングス食品0.03
3176三洋貿易商社・卸売0.03
3433トーカロ金属製品0.03
8117中央自動車工業商社・卸売0.03
8279ヤオコー総合スーパー0.03
3023ラサ商事商社・卸売0.02
4433ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス人材サービス0.02
6089ウィルグループ事業サービス0.02
6432竹内製作所機械0.02
7643ダイイチ小売業0.02
7734理研計器精密機器0.02
8051山善商社・卸売0.02
9639三協フロンテア事業サービス0.02
9974ベルク総合スーパー0.02
1775富士古河E&C建設0.01
2163アルトナー人材サービス0.01
2475WDBホールディングス人材サービス0.01
2749JPホールディングス商社・卸売0.01
3179シュッピンネット商取引0.01
3183ウイン・パートナーズ商社・卸売0.01
3712情報企画情報サービス0.01
3950ザ・パック紙・パルプ0.01
4662フォーカスシステムズ情報サービス0.01
4763クリーク&リバー社事業サービス0.01
6070キャリアリンク人材サービス0.01
7438コンドーテック商社・卸売0.01
7636ハンズマン小売業0.01
8914エリアリンク不動産0.01
8935FJネクストホールディングス不動産0.01
9790福井コンピュータホールディングス情報サービス0.01
9441ベルパーク携帯サービス0
9687KSK情報サービス0

※構成比は2023年12月06日基準。

世界割安成長株投信Aコース(愛称:テンバガーハンター)に組み入れられている銘柄(日本株)を一覧にまとめてみましたが、一般的に人気業種とされる「情報・通信業」はそこまで多くなく、あまり人気のなさそうな銘柄が多い印象ですね。

フィデリティ投信の「世界割安成長株投信について紹介しているページ」を見ると、“割安成長株とは市場が気付いていない成長機会を持つ割安な銘柄です”とありますが、つまりは“不人気要素があり割安放置されているけど、正当に評価されれば今現在の株価水準より上がると判断できる銘柄”に注目すれば良さそうな感じですかね。

  • まずは長期で考える。
  • 自分が理解できるビジネスに投資する。
  • 分からないものには投資しない。
  • 経営陣はとても重要。
  • 事業そのものが強靭である。
  • 回復性をもっている。
  • 過大な評価額で買わない。

運用主担当者である「ジョエル・ティリングハスト」氏が上記のようなポイントを挙げていますが、自分が好きかどうかではなく、リスクと対価についてしっかりと評価し、長期的な値上がりを見込めそうな銘柄への投資を考えると良さそうな感じですかね。

しかしながら、直近で業績が悪化し赤字に転落している銘柄やPERが高い銘柄もあるので、“世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)に組み入れられているから”という理由だけで投資先として選んでしまわないようにした方がいいかもしれません。

割安成長株への投資を成功させ資金を中長期的に増やしていきたい人は?

さて、今回はフィデリティ投信の世界割安成長株投信(愛称:テンバガーハンター)に組み入れられている銘柄(日本株)を一覧にまとめご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?

株価を下げている銘柄や、冴えない値動きとなっている銘柄も結構ある印象ですが、会社の真なるキャッシュフローの力や収益力を見極め、バランスシートやキャッシュフローなどのデータを精査したりするのは、なかなか骨の折れる作業かと思います。

サラリーマンをしながら株式投資をされている方など、ビジネスの質と経営陣の質を見極めるのが大切だと分かっていても、銘柄分析を行う時間をあまり取れないという方が殆どではないでしょうか。

また、投資信託(ファンド)は、運用成績に関わらず信託報酬(運用管理費用)を支払わなければなりません。

例えば今回注目した「世界割安成長株投信Aコース」だと、販売手数料が3.30%(上限・税込)で、信託報酬が年率1.65%となっています。

なので投資信託を購入するのも一つの手かとは思いますが、できれば投資妙味の高そうな個別銘柄を選び投資していきたいところです。

銘柄分析を行っている時間がない方や、投資先に悩んだりすることが多い人は、『新生ジャパン投資』などの株式投資に関連した情報を日々配信している「投資顧問」を試しにでも活用してみるといいかもしれません。

今時はネット上で色々と情報をチェックできるようになりましたが、投資顧問が提供するサービスを利用することで、投資アナリストが分析する注目銘柄情報を入手できるだけでなく、保有中・検討中の銘柄について相談することもできます。

市況情報など日々トレードする上で知って起きたい情報を配信してもらうことができ、これまで1人で行ってきた銘柄選定の時間を大幅に短縮できるようになるかと思います。

サラリーマンや主婦の方など、投資にあまり時間を割けない方は特に恩恵が受けられると思うので、是非一度、投資アナリストの手を借りてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

DAIKI 株のカタチ運営事務局

投資歴は10年以上。銘柄探しの探求に余念がなく、数多くの株情報サイトを参考にしながら投資に役立つ情報を発信中。 『株のカタチ』では、株初心者でもわかる銘柄の探し方や見つけ方などを様々な視点でご紹介しています。 少額資金でも大きなリターンを狙える割安株(バリュー株)で成長性(グロース株)が高い割安成長株やテーマ株などの個別材料株の探し方や見つけ方、長期の運用で高配当、株主優待も期待できるバリュー投資、欠かせない日経平均などの全体相場の値動きなど、株式投資に役立つ情報を中心に随時更新中。